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Aterm MR05LNレビュー 前機種との変更点、MVNOの通信速度、最安値など

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mr05ln

2016 年 9 月、最強モバイルルーターの最新版 MR05LN が発売されました。前機種 MR04LN の発売からおよそ 1 年弱の発売です。早速購入してMR04LN と使い比べてみた感想をレビューします。

メインの変更点は、通信速度と連続通信時間の向上、デュアル SIM の機能追加でしょうか。細かいところもいくつか変わっているので、実際に使ってみて気づいたところを書いてみました。購入を検討されている方は参考にしてみてください。

画像引用
Aterm MR05LN | 製品一覧 | AtermStation

目次

  1. おさらい 前機種 MR04LN の特徴
  2. 3CA に対応して通信速度と安定性が向上した
  3. MVNO(IIJmio) の通信速度は?
  4. 連続通信時間が伸びた
  5. SIM カードの種類が nanoSIM になった
  6. デュアル SIM の切り替え時間が短くなった
  7. デュアル SIM の自動切り替えができるようになった
  8. その他、細かい変更点
  9. まとめ
  10. MR05LN は買いか?
  11. 最安値は Amazon

おさらい 前機種 MR04LN の特徴

mr04ln

前機種の MR04LN のおさらいです。より詳しくは 1 年前に書いた記事 どちらを買えばいい?Aterm MR04LNとMR03LNを使い比べてみた に書いてあります。

  • LTE-Advanced(2CA) による高速通信
  • Wi-fi 連続通信時間 12 時間(Bluetoothは 24 時間)
  • SIM ロックフリー
  • SIM カードを 2 枚させる「デュアル SIM」対応
  • 屋内・屋外どちらも 5GHz 帯 11ac 対応
  • 海外利用可
  • 充電を 70% で止める「ロングライフ充電」のサポート
  • スマホアプリでリモート起動 & 簡単な操作が可能

では、新機種 MR05LN では何が変わったのか、メインの変更点を見ていきましょう。

3CA に対応して通信速度と安定性が向上した

2GHz + 1.5GHz + 800MHz、3つの周波数帯を束ねて通信を高速化する「3CA」に対応し、通信速度と安定性がアップしました。

前機種 MR04LN は以下のイメージ図のように 2 つの周波数帯を束ねる「2CA」対応でした。

2CA

MR05LN は 3 つの周波数を束ねる「3CA」に対応しました。

3CA

MVNO(IIJmio) の通信速度は?

MR05LN IIJmio 通信速度

MR05LN と MR04LN の通信速度を比較してみました。場所は東京都心の JR 某駅で、SIM は MVNO(IIJmio) 、端末は iPad mini4、速度を測るアプリは Speedtest、Wi-Fi の周波数は 5GHz、ルータ側のエコモードは OFF、バッテリーは 50% 以上の状態で測定しました。

NTTドコモ エリアマップ 東京都 によると、測定場所は LTE エリア(PREMIUM 4G)内っぽいですが、果たして速度は・・・?。

日付 MR05LN MR04LN
PING Down Up PING Down Up
2016-09-14 23:12 100ms 4.62Mbps 0.51Mbps 96ms 3.24Mbps 0.12Mbps
2016-09-15 09:07 43ms 12.06Mbps 12.37Mbps 52ms 13.06Mbps 13.86Mbps
2016-09-16 08:48 67ms 1.86Mbps 14.43Mbps 69ms 2.60Mbps 10.02Mbps
2016-09-19 16:35 83ms 2.07Mbps 7.86Mbps 76ms 2.10Mbps 8.29Mbps
2016-09-19 20:14 51ms 15.73Mbps 17.25Mbps 64ms 9.85Mbps 5.12Mbps

残念ながら MVNO では、前機種 MR04LN と比べ大きな変化は見られませんでした。誤差だと思いますが、前機種のほうが速いことも・・・。

上記以外にもあちこちで測りましたが、2Mbps 〜 8Mbps のことが多いです。MVNO だと通信速度はある程度のところで頭打ちなのかもしれません。ドコモ本家で契約した SIM なら高速通信を体験できるのではないかと思います。

連続通信時間が伸びた

MR05LN 連続通信時間

MR05LN MR04LN
Bluetooth 30時間 24時間
Wi-Fi 14時間 12時間

バッテリーの容量が 2300mAh から 2500mAh に大きくなって、連続通信時間が伸びました。バッテリーの形も少し大きくなったので、前機種のバッテリーは使い回せなくなりました。

SIM カードの種類が nanoSIM になった

nanoSIM

microSIM から nanoSIM になりました。やっとか、という感じです。最近のスマホはほとんど nanoSIM なので、SIM カードの差し替えが楽になって嬉しいです。

デュアル SIM の切り替え時間が短くなった

デュアル SIM 切り替え速度

前機種では 60 秒ほどかかっていた SIM カードの切り替え。切り替え時間が 10 秒に短縮されました。SIM を使い分ける人には朗報ですね。

デュアル SIM の自動切り替えができるようになった

デュアル SIM 自動切り替え

時間帯、通信量の上限、クレードル使用時に SIM カードを自動で切り替えられるようになりました。これも SIM を使い分ける人には朗報です。特に通信量の上限で SIM を切り替える機能が便利そうです。

その他、細かい変更点

縦に 4mm 長くなり、6g 重くなった

縦に 4mm 長くなり、バッテリー装着時の重さが 110g から 116g に増えました(実測値)。手に持つと一回り大きく「ちょっとゴツくなったかな」と感じます。

電源アダプタが 1.0A から 1.5A になった

電源アダプタが少し大きくなって、アンペアが 1.0A から 1.5A に増えました。バッテリーの充電時間も 3.5 時間から 3 時間に短縮されました。

背面が光沢のある素材になった

背面がザラザラした素材から光沢のある素材になりました。高級感は出ましたが指紋が目立つのと細かいキズがつきやすくなったかもしれません。

電源ボタンが出っ張って押しやすくなった

MR04LN の電源ボタンはへこんでいましたが、MR05LN の電源ボタンがほんの少し出っ張って押しやすくなりました。

らくらく無線スタートに対応した

NEC ルータではおなじみの「らくらく無線スタート」に対応しました。初期セットアップが楽になりました。

同時接続台数が 16 から 10 に減少した

個人的には 10 あれば十分です。影響を受けるユーザは少ないのではないかと。

対応バンドが減少した

LTE では BAND17 の対応がなくなり、HSPA+(3.5G), GPRS(2.5G) の古い規格の対応がなくなりました。

BAND17 は国内 3 大キャリアでは利用がありませんし、日本国内はほとんどが LTE なので、特にマイナスは感じていません。もし海外で使うことがあっても HSPA(3.5G) と W-CDMA(3G) のサポートが残っているので、日本人が旅行に行くような場所では問題ないと思います。

クレードルは前機種と互換性なし

電源ケーブルの差込口の位置が変わったので、前機種のクレードルは使えません。

まとめ

  • LTE Advanced(3CA) 対応で通信速度・安定性向上
  • 連続通信時間向上
  • nanoSIM になった
  • デュアル SIM がさらに便利に

nanoSIM になったり、通信速度、通信時間も向上して順当進化していますが、デュアル SIM を使わないユーザからすると、MR03LN から MR04LN のときのような劇的な変化はなかった印象です。ルータの機能が成熟してきていると感じました。

MR05LN は買いか?

私のようにデュアル SIM を使わず、国内の MVNO での利用を考えている方は必ずしも最新版を選ぶ必要はなく、型落ちして安くなった前機種の MR04LN でも十分満足できると思います。

nanoSIM がいい方、バッテリーが少しでも持ったほうがいい方、デュアル SIM に魅力を感じている方、新しいものが好きな方は、MR05LN を選ぶと良いでしょう。

最安値は Amazon

最安値は Amazon です。OCN の SIM とセットのモデルは、たまにタイムセールをやっていることがあるので、ブックマークしておいて定期的に値段をチェックしましょう。

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