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お名前.com VPS で EPEL、RPMforge、remi リポジトリを利用する

2013年6月1日

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今回は、お名前.com の VPS の yum 周りの設定を調整します。EPEL, RPMforge, remi リポジトリを利用できるようにします。

目次

  1. サードパーティーのリポジトリを利用する
  2. EPEL リポジトリを追加
  3. RPMforge リポジトリを追加
  4. remi リポジトリを追加
  5. リポジトリの優先順位を変更
  6. カーネルのアップデートをしないようにする
  7. パッケージの更新
  8. パッケージの更新をメールで通知する

サードパーティーのリポジトリを利用する

CentOS 標準リポジトリは安定していますが、パッケージのバージョンがやや古いです。WordPress は PHP5.4, MySQL5.5 で動作させたいですし、標準リポジトリに存在しないパッケージも扱いたいので、サードパーティのリポジトリを利用できるようにします。

サードパーティ製のリポジトリは、CentOS 標準のリポジトリに比べ安定性に欠けます。利用は自己責任で。

EPEL リポジトリを追加

EPEL リポジトリについて詳しくは こちら をご確認ください。

リポジトリの追加は rpm コマンドで行います。rpm はこちらから適時最新版を選択してください。

# rpm -ivh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm

RPMforge リポジトリを追加

RPMforge リポジトリについて詳しくは こちら をご確認ください。

リポジトリの追加は rpm コマンドで行います。rpm はこちらから適時最新版を選択してください。

# rpm -ivh http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpm

remi リポジトリを追加

remi リポジトリについて詳しくは こちら をご確認ください。

リポジトリの追加は rpm コマンドで行います。rpm はこちらから適時最新版を選択してください。

# rpm -ivh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm

リポジトリの優先順位を変更

yum-plugin-priorities をインストールして、リポジトリに優先順位をつけられるようにします。普段は CentOS 標準リポジトリを利用して、標準リポジトリにパッケージがない時だけサードパーティのリポジトリを利用するようにします。

# yum install yum-plugin-priorities

/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo に priority=2 を追記して CentOS 標準リポジトリの優先順位を高くします。priority は数字が小さいほど優先度が高くなり、何も指定しなければデフォルトの 99 が設定されます。

/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo

[base]
priority=2
...
[updates]
priority=2
...
[extras]
priority=2
...
[centosplus]
priority=2
...
[contrib]
priority=2
...

/etc/yum.repos.d/remi.repo に priority=1 を追記して remi リポジトリの優先順位を一番高くします。

[remi]
priority=1
...
enabled=0
...
[remi-test]
priority=1
...
enabled=0
...

remi リポジトリは普段は無効にしておき、必要な時だけ有効にして使います。remi リポジトリはデフォルトで無効になっているはずですが、念のため enabled の値を確認しておきます。

remi を使う時は以下のように --enablerepo=remi をオプションで指定します。

# yum install パッケージ名 --enablerepo=remi
# yum update --enablerepo=remi
今回の設定では EPEL と RPMforge の priority は未設定のため、デフォルトの 99 が内部で設定されます。この設定にすると、普段は CentOS 標準リポジトリが優先され、パッケージが CentOS のリポジトリに存在しないときだけ EPEL と RPMforge を使用します。インストールするパッケージが EPEL と RPMforge 両方のリポジトリにある場合は、バージョンの新しい方が自動で選択されます。パッケージをインストールする前に、yum info コマンドでどのリポジトリからインストールされるのか確認してみましょう。

カーネルのアップデートをしないようにする

カーネルのアップデートは問題を引き起こすことも多く、サービス稼働後の実施は悩みどころです。無効にしておくのが無難かもしれません。

/etc/yum.conf

exclude=kernel*

パッケージの更新

パッケージは日々更新されていきますので、以下のコマンドで更新します。

更新の確認だけする場合

# yum check-update
# yum --enablerepo=remi check-update

更新する場合

# yum update
# yum --enablerepo=remi update

パッケージの更新をメールで通知する

yum-cron をインストールしてのパッケージの更新をメールで通知するようにします。

# yum install yum-cron

/etc/sysconfig/yum-cron を編集し、更新を通知するようにします。

YUM_PARAMETER='--enablerepo=remi'
CHECK_ONLY=yes
DOWNLOAD_ONLY=no
yum-cron でパッケージの更新も自動で行うように設定することもできます。詳しくは yum-cron のドキュメントをご確認ください。

yum-cron を自動起動するようにします。

# chkconfig yum-cron on
# chkconfig --list yum-cron
yum-cron       	0:off	1:off	2:on	3:on	4:on	5:on	6:off

yum-cron を起動

# /etc/init.d/yum-cron start

以上で、パッケージに更新があるときは root 宛てにメールが来るはずです。

終わりに

お名前.com VPS の yum 周りの設定メモでした。次回は Apache をインストールします。

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