karakaram-blog

TortoiseGitのインストールと設定 Windowsのターミナルが嫌いな人に

 ツイート 8  シェア 8  Google+1 0  Hatena 34

git-logo

この記事では Windows7 で TortoiseGit を使用して、Github から clone したファイルを push してサーバーに送信するまでを紹介します。

以前書いた記事WindowsにgitをインストールしてGithubにpushするまでの GUI 版です。この記事では、ターミナル(いわゆる黒い画面)は使いません。

私は Windows で Git を使う時、ほとんどの操作を TortoiseGit で行なっています。Windows の shell 環境は Cygwin で整えていますが、Windows でターミナルを使うのは正直しんどいのであまり使っていません。ターミナルを使う時は、linux に ssh, scp したり、繰り返し作業を自動化したり、GUIでできないことをやる時などに限られています。


2013年7月30日追記
SourceTree に移行しました。
WindowsのGitクライアントSourceTreeのインストールと初期設定

動作確認環境

  • Windows7 64bit
  • msysGit 1.8.0
  • TortoiseGit 1.7.7.0 64bit

目次

  1. 動作確認環境
  2. msysGitをインストール
  3. TortoiseGitをインストール
  4. TortoiseGitの日本語化パックのダウンロード
  5. Githubにリポジトリを登録する
  6. TortoiseGitを日本語化する方法
  7. 標準エディタの設定
  8. プロキシとSSHクライアントの設定
  9. ユーザー名とメールアドレスの設定
  10. Githubからリポジトリを clone する
  11. ローカルでの変更を Github に送信する
  12. ユーザー名とパスワードによる認証を省略する方法
  13. gitの勉強方法について

msysGitをインストール

インストーラのダウンロード

下記URLより Git-1.8.0-preview20120201.exe をダウンロードします。バージョン番号は適宜最新版に置き換えてください。
http://msysgit.github.io

msysgit-download

ダウンロードしたらインストーラを起動します。以下、インストーラで注意する点です。

Select Components

インストールするコンポーネントを選択します。
基本的にはデフォルトで問題ありません。「Quick Launch」と「Desktop アイコンはお好みで。私はチェックをはずしました。

msysgit-select-components

Adjusting your PATH environment

WindowsのPATHにGitのコマンドのPATHを自動で追加するかどうかを設定します。
真ん中の「Run Git from the Windows Command Prompt」 を選択します。msysGit の Git.exe に PATH が通ります。Git.exe に PATH が通っていると他のツールでも Git が利用できることが多いのでこの設定にします。

msysgit-adjust-path

Configuring the line ending conversions

checkout, commit した際の改行コードを指定します。
真ん中の「Checkout as-is, commit Unix-style line endings を選択します。ファイルの改行コードが、checkout 時はそのままで、commit 時にLFに自動変換されます。

gitで管理するファイルは、改行コードがLFではない場合にいろいろ問題が起きるようです。Windowsでファイルを扱っていると、改行コードがうっかりCRLFになってしまうことあるので、予防のためこの設定にします。

インストールウィザードで設定した改行コードの設定は、C:\Program Files (x86)\Git\etc\gitconfig に記述されます。インストールした後にテキストエディタで変更することができます。

msysgit-line-endings

TortoiseGitをインストール

下記URLより TortoiseGit-1.7.15.0-64bit.msi をダウンロードします。バージョン番号は適宜最新版に置き換えてください。32bit と 64bit 版があるのでご注意ください。
http://code.google.com/p/tortoisegit/downloads/list

tortoisegit-download

インストールはすべてデフォルトで OK です。

TortoiseGitの日本語化パックのダウンロード

下記URLより TortoiseGit-LanguagePack-1.7.15.0-64bit-ja.msi をダウンロードします。バージョン番号は適宜最新版に置き換えてください。32bit と 64bit 版があるのでご注意ください。
http://code.google.com/p/tortoisegit/downloads/list

tortoisegit-language-download

インストールはすべてデフォルトで OK です。設定はこの後行いますので、インストールだけしておきます。

Githubにリポジトリを登録する

TortoiseGit の設定を行う前に、Github にリポジトリを作成しておきましょう。

Githubにアカウントを登録します。
https://github.com/join

アカウントが登録できたら、ログインし、New repository のリンクからリポジトリを作成します。リポジトリ名は Hello-World とします。github-create-repository

リポジトリ名はハイフンで意味の区切りを表現する人が多いです。

TortoiseGitを日本語化する方法

  1. エクスプローラで右クリック > TortoiseGit > Settings を選択
  2. 左メニューの General を選択
  3. Language を「日本語(日本)」に設定

以上で、日本語化が可能です。いったんダイアログを閉じて再度開くと、日本語化されています。

日本語化すると、git コマンドとの関連が非常に分かりづらくなるので、オススメしません。この記事では日本語化はせず、英語で続けます。

tortoisegit-language

標準エディタの設定

標準エディタは、デフォルトではメモ帳になっています。普段使用しているテキストエディタに変更します。

  1. エクスプローラで右クリック > TortoiseGit > Settings を選択
  2. 左メニューの General > Alternative editor を選択
  3. Custom を選択
  4. 「…」ボタンをクリックし、任意のエディタを選択

tortoisegit-editor

プロキシとSSHクライアントの設定

プロキシの設定が必要であれば適宜設定します。SSH クライアントは、msysGit に同梱されている ssh.exe を使用します。この記事では ssh で github に接続する方法は紹介しませんが、設定だけしておきます。

  1. エクスプローラで右クリック > TortoiseGit > Settings を選択
  2. 左メニューの Network を選択
  3. プロキシの設定は「Enable Proxy Server」にチェックを入れて設定
  4. SSH クライアントは「Browse」ボタンをクリックし、msysGit の ssh.exe を選択

tortoisegit-network

ユーザー名とメールアドレスの設定

Github に登録したユーザー名とメールアドレスを入力します。

  1. エクスプローラで右クリック > TortoiseGit > Settings を選択
  2. 左メニューの Git を選択
  3. Name と Email に Github に登録した内容を入力

tortoisegit-user

Githubからリポジトリを clone する

さきほど Github に登録したリポジトリをローカルマシンに clone します。

  1. エクスプローラを開き、任意の場所に移動
  2. エクスプローラで右クリック > Git Clone を選択
  3. URL に Github のリポジトリページに表示されている、HTTPS の URL を入力

tortoisegit-clone

ローカルでの変更を Github に送信する

ローカルで README ファイルを追加し、 Github に変更を送信してみます。

README ファイルをステージングエリアに追加

README ファイルをステージングエリアに追加します。

  1. エクスプローラで Hello-World フォルダに移動
  2. 右クリック > 新規作成 > テキスト文章 を選択
  3. README ファイルを作成
  4. 右クリック > TortoiseGit > Add を選択
  5. Not Versioned Files ダイアログにて、README にチェックをつけて「OK」ボタンをクリック

tortoisegit-add

変更をコミット

リポジトリへの変更をコミットします。

  1. Hello-World フォルダに移動
  2. 右クリック > Git Commit -> "master"… を選択
  3. コミットメッセージに「first commit」と入力して「OK」ボタンをクリック

tortoisegit-commit

変更を Github に送信

コミットした内容を Github に送信します。

  1. Hello-World フォルダに移動
  2. 右クリック > TortoiseGit > Push
  3. Push ダイアログにて「OK」ボタンをクリック
  4. 「Username for https://github.com」と表示されたら github のユーザー名を入力して「OK」
  5. 「Passowrd for https://github.com」と表示されたら github のパスワードを入力して「OK」
  6. Success と表示されれば成功です

tortoisegit-push

ユーザー名とパスワードによる認証を省略する方法

HTTPSでgithubに接続する場合、ユーザー名とパスワードの認証が必要ですが、毎回入力するのは面倒です。_netrc ファイルにユーザー名とパスワードを記述することで認証を省略することができます。

_netrcファイルを作成する

ホームディレクトリ(Windows7ではC:\Users\ユーザー名\)の直下に _netrc ファイルを作成します。_netrc ファイルには下記のように記述します。

machine github.com
login ユーザー名
password パスワード

gitの勉強方法について

私はこちらの書籍でgitを勉強しました。入門gitは基本を学べます。入門編としてオススメです。
基本が分かると入門gitではすぐに物足りなくなりますので、次のステップアップにはgitポケットリファレンスがオススメです。

 ツイート 8  シェア 8  Google+1 0  Hatena 34