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お名前.com VPS で EPEL、RPMforge、remi リポジトリを利用する

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centos

お名前.com VPS メモリ2G プランに Nginx で WordPress を構築するメモ、第4回目。前回はお名前.com VPSを借りて最初にやったこと(3) メール送信確認でした。

今回は、お名前.com の VPS の yum 周りの設定を調整します。EPEL, RPMforge, remi リポジトリを利用できるようにします。

これまでの記事へのリンクはお名前.comのVPSに引越しました。引越し手順、他社 VPS との比較などにまとめてあります。

目次

  1. サードパーティーのリポジトリを利用する
  2. EPEL リポジトリを追加
  3. RPMforge リポジトリを追加
  4. remi リポジトリを追加
  5. リポジトリの優先順位を変更
  6. カーネルのアップデートをしないようにする
  7. パッケージの更新
  8. パッケージの更新をメールで通知する

サードパーティーのリポジトリを利用する

CentOS 標準リポジトリは安定していますが、パッケージのバージョンがやや古いです。WordPress は PHP5.4, MySQL5.5 で動作させたいですし、標準リポジトリに存在しないパッケージも扱いたいので、サードパーティのリポジトリを利用できるようにします。

サードパーティ製のリポジトリは、CentOS 標準のリポジトリに比べ安定性に欠けます。利用は自己責任で。

EPEL リポジトリを追加

EPEL リポジトリについて詳しくは こちら をご確認ください。

リポジトリの追加は rpm コマンドで行います。rpm はこちらから適時最新版を選択してください。

# rpm -ivh http://dl.fedoraproject.org/pub/epel/6/x86_64/epel-release-6-8.noarch.rpm

RPMforge リポジトリを追加

RPMforge リポジトリについて詳しくは こちら をご確認ください。

リポジトリの追加は rpm コマンドで行います。rpm はこちらから適時最新版を選択してください。

# rpm -ivh http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpm

remi リポジトリを追加

remi リポジトリについて詳しくは こちら をご確認ください。

リポジトリの追加は rpm コマンドで行います。rpm はこちらから適時最新版を選択してください。

# rpm -ivh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm

リポジトリの優先順位を変更

yum-plugin-priorities をインストールして、リポジトリに優先順位をつけられるようにします。普段は CentOS 標準リポジトリを利用して、標準リポジトリにパッケージがない時だけサードパーティのリポジトリを利用するようにします。

# yum install yum-plugin-priorities

/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo に priority=2 を追記して CentOS 標準リポジトリの優先順位を高くします。priority は数字が小さいほど優先度が高くなり、何も指定しなければデフォルトの 99 が設定されます。

# vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo

[base]
priority=2
...

[updates]
priority=2
...

[extras]
priority=2
...

[centosplus]
priority=2
...

[contrib]
priority=2
...

/etc/yum.repos.d/remi.repo に priority=1 を追記して remi リポジトリの優先順位を一番高くします。

# vi /etc/yum.repos.d/remi.repo

[remi]
priority=1
...
enabled=0
...
[remi-test]
priority=1
...
enabled=0
...

remi リポジトリは普段は無効にしておき、必要な時だけ有効にして使います。remi リポジトリはデフォルトで無効になっているはずですが、念のため enabled の値を確認しておきます。

remi を使う時は以下のように –enablerepo=remi をオプションで指定します。

# yum install パッケージ名 --enablerepo=remi
# yum update --enablerepo=remi
今回の設定では EPEL と RPMforge の priority は未設定のため、デフォルトの 99 が内部で設定されます。この設定にすると、普段は CentOS 標準リポジトリが優先され、パッケージが CentOS のリポジトリに存在しないときだけ EPEL と RPMforge を使用します。インストールするパッケージが EPEL と RPMforge 両方のリポジトリにある場合は、バージョンの新しい方が自動で選択されます。パッケージをインストールする前に、yum info コマンドでどのリポジトリからインストールされるのか確認してみましょう。

カーネルのアップデートをしないようにする

カーネルのアップデートは問題を引き起こすことも多く、サービス稼働後の実施は悩みどころです。無効にしておくのが無難かもしれません。

# vi /etc/yum.conf

exclude=kernel*

パッケージの更新

パッケージは日々更新されていきますので、以下のコマンドで更新します。

更新の確認だけする場合

# yum check-update
# yum --enablerepo=remi check-update

更新する場合

# yum update
# yum --enablerepo=remi update

パッケージの更新をメールで通知する

yum-cron をインストールしてのパッケージの更新をメールで通知するようにします。

# yum install yum-cron

/etc/sysconfig/yum-cron を編集し、更新を通知するようにします。

# vi /etc/sysconfig/yum-cron

YUM_PARAMETER='--enablerepo=remi'
CHECK_ONLY=yes
DOWNLOAD_ONLY=no
yum-cron でパッケージの更新も自動で行うように設定することもできます。詳しくは yum-cron のドキュメントをご確認ください。

yum-cron を自動起動するようにします。

# chkconfig yum-cron on
# chkconfig --list yum-cron
yum-cron       	0:off	1:off	2:on	3:on	4:on	5:on	6:off

yum-cron を起動

# /etc/init.d/yum-cron start

以上で、パッケージに更新があるときは root 宛てにメールが来るはずです。

終わりに

お名前.com VPS の yum 周りの設定メモでした。次回は お名前.com VPS に Apache をインストール します。

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